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エスクロー・エージェント・ジャパン(6093):買えてなかった投資家のための押し目

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先週の金曜日に第2四半期の決算発表と「新中期経営計画「Build UP 2020」に関するお知らせ」が開示されました。

第2四半期決算は、予想通りの好決算でした。

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しかし、第2四半期単独でみると減収減益となっており、第1四半期の大幅増収増益の勢いを期待した向きからの失望売りが出たようです。

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第1四半期ができすぎだったことによるポジティブサプライズにより、株価は窓を開けて上昇しましたが、その分の上昇が帳消しになってしまった形です。

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一方、中期経営計画については、当ブログで推定していた同水準の売上高目標と、厳しめに見ていた利益率を上回る目標が提示されました。

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(中期経営計画説明資料より)

 当ブログでは売上5,500~6,000百万円、営業利益1,400~1,500百万円を予想していました。

 会社の公表した売上高6,000百万円、営業利益1,900百万円では営業利益率は31.7%となり、現在と比較して収益性は更に向上する前提となっています(2021/2期のEPSは120円程度を予想)。

同時に発表された1→5株の分割も会社側の株価に対する自信の表れとも受け取れます。暫く調整期間はあるかもしれませんが、3,000円割れの水準は絶好の押し目と思われますが、いかがでしょうか。

 なお、先ほど会社に確認したところ、株主優待制度は分割後も現行のまま100株で1,000円のQUOカードをお届けしますとのこと。

そこで、期末配当が3~4円(分割前15~20円)と想定して総合利回りを計算すると、2.1~2.3%となります。

投資額 600円(分割前3,000円)×100株=60,000円

配当 300~400円 

Quoカード 1,000円

※10/18 7:00現在、配当の5分割を修正していませんでした。

 失礼いたしました。上記は修正後です。

 優待狙いの個人投資家にとっては、分割によって魅力が増すと言えるのではないでしょうか。

 

 

「再度、3,000円以下で買えるとはラッキーかも」

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