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アズジェント(4288):コネクティドカー関連記事に社名登場で株価が高騰

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本日の日経新聞7面に「「つながる車」安全に商機」の記事にアズジェント(4288)の社名が登場しました。

(前略)

ジャスダック上場でセキュリティーソフトの輸入販売を手がけるアズジェントは17年5月、イスラエルベンチャーのカランバセキュリティに100万ドルを出資した。16年から日本国内でカランバと唯一、販売契約を結んでおり、同社への投資を通じて開発を加速し「日本での提案を進める」(杉本隆洋社長)狙いだ。

 カランバが開発した「カーウオール」は車の頭脳にあたる電子制御ユニット(ECU)にセキュリティーを施す。設定に沿わない通信を検知、防止できるため、ソフトを更新することなく新しい脅威に対応できる仕組みだ。既に15を超える自動車、部品メーカーで採用評価が進む。(後略)

既に公表されている情報ではありますが、やはり、新聞に掲載されることのインパクトは大きいようで、本日の終値は298円高(+10.34%)の3,180円となりました。

第1四半期の決算では大幅増収(+44.0%)になったものの利益水準が低かったためかストップ安となり、以来、株価は下落基調をたどり、ここのところ漸く落ち着いてきたところでした。

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下記エントリーでも書きましたが、当社の利益は下期偏重となっています。 

本日は大幅高となりましたが、11月10日に予定されている第2四半期の決算発表でも、四季報予想に対する進捗率の低さ等を要因として(当社は業績予想非開示)、同じ様な株価下落が繰り返されないか心配なところです。

ただ、同じく本日の日経新聞7面の「参入組、台頭へ世界競争」にも書かれているように、次世代車を巡るセキュリティ-については、軍事技術からの転用や国の手厚い支援があるイスラエルに優位性があると考えるのが現在のところ妥当な気がします。イスラエル企業とのコネクションを多く持ち、カランバの「カーウォール」については「既に15を超える自動車、部品メーカーで採用評価が進む当社への期待せずにはいられないと思いますが、いかがでしょうか。

 

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