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エスクロー・エージェント・ジャパン(6093):第2の追い風がやって来た?

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日経平均が騰勢を強めています。本日は408.47円高となりました。

続々と発表されている好調な企業業績を好感しての上昇で、まさに想定通りの動きとなっています。

一方、持ち株では置いて行かれている銘柄もあり、その筆頭がエスクロー・エージェント・ジャパン(6093)です。

当社は2月決算企業で第2四半期決算は既に発表となっていますが、好調過ぎた第1四半期をベースとした高い期待から大幅増収増益にもかかわらず失望売りを浴びてしまいました。 

会社側が説明しているようにマイナス金利導入後の住宅ローン借り換えのピークアウトなどは数字として明らかになりつつあります。そういった意味では来期以降の成長に不安を感じる投資家がいることも想像に難くはありません。

しかし、当社の業績にプラスとなる、マイナス金利に続く第2の追い風ともいえる動きが日経新聞に掲載されています。

【本日の日経新聞1面】 

みずほFGが、一部地方で新規の住宅ローンから撤退し、親密な地方銀行に業務委託する方向であるとの記事です。

 

 下記の日経新聞の記事にもある通り、メガバンクだけでなく地方銀行も含めた金融機関のリストラクチャリングへの流れが加速していえると考えます。

これらは、当社が狙いを定めている金融機関のBPO(Business Process Outsourcing)への追い風が明確に出てきたことを示すものであると考えます。

 

下記は今年の6月16日に開示された「株式会社 静岡銀行に対するサービス提供開始に関するお知らせ」からの抜粋です。

(前略)EAJ は、これまで 30 社超の金融機関等に対して、住宅ローン等における融資業務サポートサービスを提供し、店舗型・非店舗型を問わず、金融機関の事務効率化を推進して参りました。また、資金決済の立会いを「会わず」にできる非対面決済サービス「H'OURS(アワーズ)」の提供も開始しており、非対面取引の合理化を推進しております
この度、EAJ が静岡銀行に提供する非対面ローンサポートサービスでは、住宅ローン申込以降の対象不動産の物件調査や融資実行時のオペレーション業務を当社が一括処理することで業務負担を削減し、非店舗型による完全非対面でローン業務が完結する業務体制の構築をサポートし、生産性の向上を実現いたします。今後は、静岡銀行の住宅ローンを利用されるお客様に対して、より安全で高い付加価値のあるサービス提供を進めてまいります。

来期以降が不安どころか、本格的な成長ステージが到来すると考える方が正しい気がしますが、いかかでしょうか。

 当社のホームページをみると、非対面決済サービス「H’our(アワーズ)」の特設サイトが10月中旬に開設されています。そこから「資料のダウンロード」から「サービス資料」(簡易版・詳細版)をご覧になると、当社の将来性がよくわかるのではないかと思います。

 

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