オリックス(8591):来期増配の見通しが報じられる
来期リース大手7社が増配の公算
本日の日経新聞の19面に「リース大手7社が増配」の記事が掲載されていました。主要リース8社のうち、NECキャピタルソリューション(8793)を除く7社が、2018年3月期も過去から継続している増配が実施される見通しであることを伝えています。
そのなかで、オリックス(8591)については下記のように、来期の増配の可能性について言及されています。
(前略)
オリックスは航空機リースなどが好調で17年3月期の連結純利益は最高益となる見通し。1株配当は前期より5円25銭増の51円を予定する。18年3月期の連結純利益については、中期経営計画で17年見通しより5%増の3000億円を見込んでおり、「配当性向を高めていきたい」(小島一雄副社長)。25%の配当性向を目安にしており、1株配当は6円増の57円前後になる公算が大きい。
(後略)
金利上昇は事業環境にマイナス
ただ、一方、米国で金利が上昇していることで来期の経営環境が厳しくなることも伝えています。
(前略)
「一方、足元では米国の長期金利の上昇で海外事業は資金調達コストが上昇している。国内もマイナス金利の初年度だった今期のような調達コスト低下は見込みづらく、各社は来期の経営環境は今期よりもやや厳しくなるとみる。それでも株主の分散の観点から個人投資家を増やそうとしており、「配当への関心の高い個人にアピールするうえでも、来期も増配を継続する」(リース大手)。
当社については、高配当銘柄として注目してきましたが、事業環境を考慮すると、株価が十分に安いとは言えない水準にあると考えていました。
そのため、高い総合利回り(配当と株主優待を考慮した利回り)を享受できる100株のみの投資となっています。
購入から約1か月ですが、日経平均が400円弱上げるなか、当社株は約1%のマイナスと冴えません。一時的なマーケットのショックがあれば、下がったところで買い増したいところですが、来期以降は事業環境を踏まえた判断が、より一層求められる時期に入ってくるのかもしれません。もう少し調べる必要がある様です。
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