ノーリツ鋼機(7744):事業投資先の上場承認が発表される
先週末(18日)にPKSHA Technology(パークシャー・テクノロジー) という東京大学発ベンチャー企業の上場承認が東証から発表されました。機械学習/深層学習(ディープラーニング)技術を用いた「アルゴリズムモジュール」とそれらの組み合わせからなる「アルゴリズムソフトウェア」によってソリューションを提供している第4次産業革命のなかで成長が期待される企業であると思われます。
(PKSHA Technology目論見書より)
この会社の目論見書の大株主欄をみると第3位にNKソリューション合同会社という名前が出てきます。
(PKSHA Technology目論見書より)
下記エントリーをご覧になった方は覚えているかもしれません。同社はノーリツ鋼機(7744)傘下の事業投資会社です。
NKソリューションズは、昨年の4月にPKSHA Technologyの第3者割当増資を引き受けると同時に、同じくノーリツ鋼機グループで遠隔読影サービスを行うドクターネットがPKSHA Technologyと事業提携を行っています。
もともと、この事業提携はノーリツ鋼機の事業展開の一つとして期待するところですが、提携先が上場承認されたということで、ノーリツ鋼機がかつてのミニラボの会社ではなく、その事業内容を大きく変化させていることに気づく投資家が増えることの効果が大きいと考えています。
事業投資としては456百万円(300円で1,517,000株)が1年で2,564百万円(仮条件1,690円を前提)となり、少なくとも20億円の含み益ができるということになります。直ちに売却するということではないですが、ノーリツ鋼機の事業価値を考える上では当然ポジティブですね。
ノーリツ鋼機の株価は、月曜日、火曜日と冴えませんでしたが、本日は当社にしては大きな陽線となりました。明日からも期待したいですね。
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