ノーリツ鋼機(7744):順調な進捗を確認
昨日(8月7日)にノーリツ鋼機の第1四半期決算が発表となりました。
15%増収、42.8%営業増益ということで順調な決算であったという印象です。
進捗率を確認してみると、売上高と営業利益の進捗率がやや低く見えます。
しかし、昨年度と比較してみると、それほど気にすることもないレべルに思われます。
セグメント別の状況を確認してみます。
「ものづくり」(ペン先部材の生産・販売のテイボー(株))が引き続き好調で7.5%増収、4.5%増益。また、「ヘルスケア」もレセプト・データの分析及び調査事業((株)日本医療データセンター)、遠隔医療支援サービス事業((株)ドクターネット)、歯科材料・医療 材料の通信販売事業(フィード(株))等が順調に推移した他、2016年6月にグループへ加わった(株)ユニケソフ トウェアリサーチ(保険薬局向けレセプト処理システム等及び医薬品データベースの開発・販売)等の業績が寄与し、53.8%増収、201.5%増益と大きく業績をけん引したようです。
「創薬」は赤字継続で引き続き我慢のしどころ。「シニアライフ」が売上、利益とも落ちてきているのが若干気になります。
株価の方は96円高(+9.62%)の1,094円と今回の1Q決算を好感しているようです。
上期はもともと増収増益率が高くなる会社前提ですのでやや過剰反応という気もしますが、年初来高値を更新したとは素直に嬉しいですね。
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