トップバッターは好業績予想
昨日のモーサテではJPモルガン証券の阪上氏が、これから始まる3月期決算発表において、今期の業績予想が保守的で冴えないものになる可能性について指摘しておりました。
3月上旬時点での国内大手証券会社の予想では12~16%の増益でしたが、為替前提が114~115円/$でしたので、ご指摘はごもっともであると思います。
足元の為替水準は円高方向に振れておりますので、現在のコンセンサスでは概ね10%程度の増益と考えていますが、阪上氏は企業が保守的な為替見通し(100~105円/$)を前提にすると、ほぼ横ばい水準になるかもしれないとのコメントでした。
そのようななか、本日16:00にトップバッターとして安川電機の決算が発表となりました。
今期は3月期から2月期への決算期変更があるようですが、決算短信には決算期変更がなかった場合の今期業績予想数値も掲載されていました。
なかなかの好業績予想となっています。為替の前提は110円/$、115円/ユーロということで、足元の実勢を反映した値で特に保守的でない前提となっています。
保守的であれば保守的なりに、後々、株価は修正されるので同じことではありますが、極端に保守的な予想となれば、更にマーケットのムードが悪くなると思われますので、取り敢えずほっとしたということろでしょうか。
「この先、どうなるか分からないよ」
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