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28日以降も日本株は膠着状態が続く

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NYダウは昨日も上昇(32.60ドル)しました。上昇は9連続営業日となり30年ぶりのことだそうです。恐らく28日までは今の流れが続くのでしょうが、その後のNYダウ動きをどう考えておけばよいでしょうか。 

28日のトランプ大統領議会演説では「一定の(マーケットの期待する)具体的内容が発表されるものの、実行に移されるとしても議会での承認等を踏まえて年後半以降の実施となる」ため、一旦、利益確定の売りに押されると考えます。20,000ドルがサポートラインとなると思いますが、3月15日のFOMCの利上げ期待も徐々に低下してきているので、しばらく膠着状態が続くでしょう。 

同じ日にオランダの下院議会選挙があります。極右勢力が躍進するというようなコメントも見られますが、情報がそれほどないので何とも言えません。結果次第ではフランスの大統領選挙の不透明感が増すという流れは想定されますが、徐々に情報が出てくると思いますのでしばらくニュートラルなスタンスで。

 日本株もNYダウと同様の流れを想定し、19,000~19,500円のボックス圏での推移と考えます。  

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